ぷにぷにの深呼吸
こんにちは、マツザワです。
今回は、春日井製菓さんが展開する「グミだよ。」のブランドサイトを眺めました。開いた瞬間からふわっと肩の力が抜ける、そんなやさしいサイトでした。
澄んだ水色がつくる“やすみどき”の空気感
まず目に入るのは、サイト全体を包む澄んだ水色。派手すぎず、でもしっかりと世界観を感じさせてくれる色使いです。余白もたっぷり取られているので、視覚的に窮屈さがなく、ゆっくり深呼吸したくなる空気感が演出されています。
キャッチコピーがやさしく響く
「目があったら、やすみどき。」という一言がトップに大きく配置されていて、見た瞬間に思わずスクロールを止めてしまいました。忙しい日常にちょっとブレーキをかけてくれるような、そんな言葉です。

“やすみどきの部屋”を眺めるだけの贅沢
個人的にすごく印象的だったのが、「やすみどきの部屋」というコンテンツ。キャラクターがぽつんと座っていて、特別な操作もなく、ただ眺めていられるんです。
何かを得るためではなく、ただ見守るための時間を用意してくれるのって、デジタルでは珍しい体験。まるでサイトが「ここで一息ついていいんだよ」と言ってくれているようでした。

商品紹介もストレスフリー
スクロールするとすぐに「乳酸菌ドリンク味」や「いちごミルク味」といった商品の紹介が現れます。パッケージ写真とともに、特長がシンプルにまとまっているので、見るだけで味のイメージが広がります。
導線設計がシンプルで分かりやすい
「商品情報はこちら」ボタンや、公式X・Instagramへのリンクがわかりやすい場所に配置されているのも好印象。ユーザーが知りたい情報に自然とたどり着けるよう、迷わせない設計になっています。
まとめ
全体を通して、急かさず、落ち着いて読ませてくれる設計がとても心地いいサイトでした。色彩は控えめに、コピーと余白で世界観を語り、さらに「やすみどきの部屋」で小さな癒し時間まで提供してくれる。
ただの商品紹介ページではなく、ちょっとした休憩スポットのような存在です。
がんばる自分へのご褒美に、ちょっとだけこのサイトを覗いてみると、気持ちが少し柔らかくなるかもしれませんね。
それではまた、マツザワでした。