サウナの〆飯、最高の予告編
こんにちは、マツザワです。サウナでたっぷり汗を流したあとの「あの一口」を想像すると、つい顔がゆるんでしまいますよね。今回はサウナイキタイの特設ページ「のんあるサ飯」をウェブデザインの観点からゆるっと見ていきます。ユーザーが“食べる楽しみ”を直感的に共有できる作りが魅力的なページでした。
ファーストビューで伝える「楽しさ」と「食欲」
ページに入ると大きめの写真が並び、いきなり食欲を刺激してきます。トップのビジュアルは“サウナ後の気持ち良さ”と“食べる幸福”を同時に想起させる構成で、ユーザーの感情をすぐにつかむ作りになっています。写真中心のレイアウトはスマホ閲覧でも視線が迷わず、SNSっぽい親しみを持たせる効果が出ています。
ビタミンカラーで元気をチャージ
全体の色彩はイエローを基調としたビタミンカラーが印象的。サウナ後のリフレッシュ感や、これから食べるサ飯のわくわく感を色で表現しています。明るい色調が多いので、見ているだけで元気をもらえるデザインです。特に見出しやボタンなどのUIパーツがはっきりとした色味でまとめられていて、クリックやタップのしやすさを自然に感じさせてくれます。

機能設計:投稿と探索がシンプルに結びつく
この特設では「施設内」「近隣」の2つのカテゴリからサウナ飯を探せる仕組みや、投稿画面で『サウナ飯』タグを選ぶだけで情報を入力できる導線が明確に示されています。ユーザーが投稿・閲覧・共有を迷わず行える導線設計は、コミュニティ活性化を意図した設計としてよく考えられています。
投稿インセンティブの可視化
「サウナ飯タグ付きでサ活を投稿すると10トントゥがもらえる」と明示されており(※トントゥはサイト内のポイント)、参加ハードルを下げる効果があります。さらに、投稿するだけでキャンペーンの抽選対象になる旨も併記されていて、投稿への動機づけがわかりやすく伝わります。これらの報酬やキャンペーン要項をトップページ側で目立たせている点は、参加率向上に寄与する良いデザイン判断です。
キャンペーン情報の見せ方
のんある酒場(サントリー)とのタイアップ情報や、賞品(のんある酒場 レモンサワー ノンアルコール6本+サ飯ジョッキ&ステッカー等)と応募期間が明確に書かれており、信頼感と安心感があります。キャンペーン期間も明示されているので、ユーザーが「今やるべきか」をすぐに判断できます。
コンテンツの階層化と視線誘導
ページは「紹介→検索→投稿→みんなの投稿→キャンペーン→導入施設一覧」といった流れでコンテンツが階層化されています。視線の流れが自然で、ユーザーがまずビジュアルで惹かれ、次に自分で探す・投稿するというアクションにつながる設計です。特に「みんなのサウナ飯」リストがあることで、他ユーザーの投稿を見て真似したくなる導線が完成しています。

施設導線と地域展開の見せ方
「ここで飲めます!」という導入施設リスト(都道府県別)を設けることで、リアルな行動(行ってみる・確認する)に結びつけやすくしています。地域別リストはローカライズされた体験を促すのに有効で、観光的な要素とも親和性があります。
まとめ — 行動を促すサイト設計の好例
まとめると、「のんあるサ飯」は写真とビタミンカラーで“見せる→試す→参加する”を自然につなげる良い特設です。キャンペーンやポイントといった参加のハードルを下げる要素も備えつつ、地域の施設情報までフォローしている点が、生活者に根付く設計だと感じました。
最後に一言。サウナ上がりのあの一口を、画面越しに想像してニヤリとしてしまう、そんなページです。今度の週末、あなたの「サ飯」も覗いてみてくださいね。マツザワでした。