ギフトに物語をつける
こんにちは、マツザワです。今日は「贈りたい気持ち」から「贈る楽しさ」へと導く、ソーシャルギフトサービスdōzo の公式サイトを眺めました。
親しみやすさ全開のイラストとユーモア
まず印象的なのは、トップに登場するゆるめのイラストたち。スマホ画面をタップする手や、机でくつろぐキャラクターなど。一見ポップだけど、しっかりと日常の温度感を帯びたタッチが親しみと共感を誘います。
「ものがたりがはじまるギフト」のキャッチ—期待値の引き上げ
“ものがたりがはじまるギフト”というコピーが冒頭に配され、贈りものの先にある「ストーリー」や「気持ち」が前提として定められています。この導入で、ページを見るたびに“どんなドラマが始まるんだろう?”と高揚させるデザイン心理学を感じます。

テーマ別ギフトの分類—選びやすさと世界観の両立
「今月イチオシ」「ギフトのシーン」「カテゴリー」といった分類で、ギフト紹介に流れをつくっています。各テーマにはユーモアあふれるタイトル(例:「カレー部」「アイスハンター」など)が添えられ、楽しく選べるUX戦略です
色彩設計とフォント—柔らかさと生活感のバランス
ベースは明るめの中性色と柔らかな白背景で統一され、ポップなイラストに溶け込むトーン。フォントも丸みあるサンセリフで親しみやすさが高く、「もらった側が選べる」というUIの自由度と併せて、心理的な安心感を作り出しています。
ナビゲーション—ページ内導線のスムーズさ
グローバルメニューには「dōzoとは?」「ギフトの贈り方」「テーマを探す」など必要要素がしっかり網羅されており、UXとして非常に明快です。迷わず目的にたどり着ける構成設計も秀逸です。
「用の美」をテーマにしたギフトテーマ説明
“FINE DESIGN”のテーマ説明では「用の美」を引用し、「使い続けたいから美しい」という思想を丁寧に伝えています。テキスト内に思想・哲学的要素をこめて、見た目だけでなく、選ぶ楽しさの深みを増しています。

まとめ
dōzoのサイトは、単なるECではなく「贈る・選ぶ」という行為を心地よく演出する舞台装置です。イラストの温度感、テーマ設定の遊び心、余白と情報のバランスによる選びやすさ──すべてが「誰かを笑顔にする気配」を感じさせる設計です。