No.078 三菱自動車

力強さと誠実さを兼ね備えて

皆さん、こんにちは。マツザワです。今回は、三菱自動車の公式サイトをのぞいてみました。力強さと誠実さを感じさせるデザインが印象的なサイト。その魅力を見ていきましょう。

ブランドの「骨太さ」を感じる色彩設計

三菱自動車の公式サイトに入るとまず目に飛び込むのが、ブランドカラーである「赤」と「黒」を基調とした力強い色彩です。黒のベースに鮮烈な赤が差し込まれることで、精悍で頼れる印象を作り出しています。

また、白やグレーをうまく使い、重厚さの中にも清潔感が感じられるバランス。自動車の金属的な質感や、ブランドとしての“誠実さ・信頼感”を色でしっかりと伝えています。まさに「走る情熱」と「確かな技術」を同時に表現した配色ですね。

No.078 三菱自動車 歩道橋よりコルュビジェへ|WEBサイト100選
No.078 三菱自動車 歩道橋よりコルュビジェへ|WEBサイト100選

UI/UX:直感的で安心感のある設計

ナビゲーションはシンプルながらも機能的。上部のメインメニューでは「車種一覧」「購入サポート」「企業情報」などが整理され、目的の情報へ迷わず辿りつけます。アイコンやボタンの形も控えめながら分かりやすく、誰にとっても使いやすい設計です。

特に車種ページでは、スクロールに合わせて写真とスペック情報が滑らかに展開されるなど、UX(ユーザー体験)面の心地よさが際立ちます。ブランドの“走り”の滑らかさを、サイトの操作感で表現しているようにも感じられます。

整理されたサイト構成と情報設計

トップページでは最新モデルやキャンペーン情報が大きく展開され、視覚的にも動きのある構成。一方で「車を選ぶ」「サポート」「企業情報」といった主要カテゴリーが明確に分けられ、ユーザーが「知りたい情報」に迷わずたどり着ける導線になっています。

また、スマートフォン表示でもレイアウトが崩れず、スワイプ中心の操作に最適化されている点も好印象。デバイスを問わず、同じ世界観を保ったまま閲覧できるのはブランドとしての完成度の高さを物語っています。

車ごとの紹介ページ:ブランド体験の集大成

各車種ページは、まるでショールームに足を踏み入れたような臨場感。大胆なビジュアルとキャッチコピーで「その車が持つ物語」を印象的に伝えています。例えばSUVでは「冒険」「力強さ」、電動車では「革新性」「静けさ」といったテーマがビジュアルと文言で統一されています。

また、360度ビューやカラーバリエーションなど、ユーザーが“自分ごと”として車を体験できるインタラクティブな工夫も満載。スペック表や購入シミュレーションへの導線も自然で、情報の多さを感じさせない流れが美しいです。

No.078 三菱自動車 歩道橋よりコルュビジェへ|WEBサイト100選
No.078 三菱自動車 歩道橋よりコルュビジェへ|WEBサイト100選

まとめ

全体を通して感じるのは、三菱自動車というブランドが掲げる「信頼」と「挑戦」の両立です。色使い、動線設計、ページ構成、すべてに“誠実さの中にある情熱”が息づいています。

デジタルの世界でも、ブランドの理念をまっすぐに伝える。そんな確かなものづくりの精神が、この公式サイトから伝わってきました。

 

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