美術館の扉を開ける—MoMAのウェブ体験
こんにちは、マツザワです。今日は、世界中のアートファンを魅了し続けるMoMA(ニューヨーク近代美術館)の公式サイトに、“ブラウザでアートを訪れる”感覚を探しに行きましょう。ページを開くたびに、現代美術の空気とデザインの機知が同時に息づいているような気がします。
世界へ開かれた門—情報とアートの融合
MoMAのトップページは、「現代美術と人をつなぐ」ミッションを明快に伝えています。日々の展覧会情報やオンラインコレクションへの導線が整理され、知りたいアート体験へ迷うことなくアクセスできる設計です。

建築哲学が漂うデジタル空間
美術館自体の建築は谷口吉生によって2004年に再設計され、「クリアさ」「落ち着き」「余白の呼吸」といった日本的美学が融合しています。この精神はウェブサイトにも反映されており、余計な装飾を削ぎ落として展示情報やコンテンツがすっと浮かび上がるように配置されています。
膨大なコレクションを整理するUI
MoMAのコレクションは絵画、映画、建築、写真、パフォーマンスまで多岐にわたります。ウェブ上ではそれらをテーマ別やメディア別に検索・表示できる仕組みが整っており、“迷いながらも発見する楽しさ”を感じさせる導線が巧みに設計されています。
エキシビションとの自然な橋渡し
2025年の注目展覧会「Pirouette: Turning Points in Design」も、サイト上で自然に紹介されています。日用品やデザインの転換点を探る構成がわかりやすく、リアルな展示への関心を高める導線としても機能しています。
豊かな学習リソースとしての役割
コレクション閲覧だけでなく、教育やコミュニティのセンターとしての役割にも力を入れています。Coursera等でオンライン講座も提供しており、学びや創造へのアクセスが広がる設計が好感触です。
広がるオンライン体験—どこにいてもアートが届く
閉館時期にも関わらず、約84,000点以上の作品がオンラインで楽しめるようになっている点は、デジタルアーカイブの豊かさを証明しています。「家にいながら美術館へ行く」感覚を自然に演出してくれるのがすごいですね。

まとめ—洗練とアクセスの架け橋
MoMAのウェブサイトは、建物の設計思想を受け継ぎつつ、膨大なアートを整理し、世界中の人に“体験”として届けるプラットフォームです。直感的ナビゲーション、美しい余白設計、豊富な学びの場——そんな要素が、“美術館の門をクリックで開ける”という魔法を実現しています。