No.037 チームラボボーダレス 麻布台ヒルズ

ブラウザから、無限の光が織りなす。

こんにちは、マツザワです。今日は、ウェブの向こう側に“生きた光”が待っているような特別な場所、チームラボボーダレス 麻布台ヒルズの公式サイトを眺めました。目線で絵を描き、体で色を感じるようなその世界観——今日は、その魅力をウェブデザインの視点からお届けします。

導入—境界のない冒頭から始まる体験

サイトはトップページから、「地図のないミュージアム」というコンセプトを直感的に伝えてきます。画面に点在するフレームには、作品が自由に行き交うような空気感が漂い、静かに誘われるような導入設計。訪れる者に“ただの案内じゃないぞ”という予感を与えてくれます。

空間の自由—展示そのものがインターフェース

チームラボならではの展示は、まさにサイトのインターフェース。作品は部屋を飛び出し、境目のない空間でつむがれる体験となります。訪問者はガイドに従うのではなく、自ら“さまよい”、発見し、つながる。ウェブ上でもそれが再現されており、作品の動きや流れがそのままUXに生きています。

没入の誘導—ビジュアルとナラティブの融合

ページ上には「Flowers and People, Cannot be Controlled but Live Together – A Whole Year per Hour」といった作品のタイトルや映像がさりげなく配置され、ただの見せ物ではなく“育つ時間”や“循環する世界”を感じさせます。

数値で語る人気とスケール

2024年2月9日にオープンしたこの施設は、開館1周年を迎えた2025年2月には来場者数155万人、チケット完売率98%という驚異的な実績を記録しています。「境界なく続くひとつの世界で、さまよい、探索し、発見する楽しさ」が、多くの人々を引きつけてやまないあらわれですね。

リアルとウェブをつなぐ—スケッチファクトリー

サイト上で完結するのではなく、リアルな体験とつながる仕掛けも巧妙です。〈スケッチオーシャン〉で描いた生き物がオリジナルグッズになる「スケッチファクトリー」は、アート体験がそのまま“モノ”になって持ち帰れる設計。その仕組みが素敵です。

まとめ—光と音と体験が交差する舞台の設計

このサイトは、チームラボの“境界を超えるアート体験”そのものをウェブに置き換えたようなデザインになっています。境界のない構造、流動するビジュアル、参加を促す語り口。ウェブからその先へ、鑑賞から体験へ——そんな高揚が感じられる構成です。

 

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